カミキユキ(@KamikiYuki)です。
昨日は長い1日であった...!
とりあえず映画しぐさの更新の貢献となったような...目まぐるしくて覚えてないy
とにかくそこそこ散財...いや投資?
昨日は「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を観てきました。
今回アメコミに興味を持った前作を知らない連れと共に鑑賞しましたよ、と。
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バットマン(ベン・アフレック)は、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり……。
- シネマトゥデイ -
うーん、最近の予告編はネタバレ感するなぁ...
一番最初のがなかなかやってくれましたよ、気になったらそれ探してね。
MSUに対抗すべく動き出したDCエクステンディットユニバース
MSU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でマーベルヒーローが一同に介する映画群、しかし略すと何がなんだか...長いんだもんよぉ
ワーナーもこれに対抗すべく「マン・オブ・スティール」というスーパーマンのリブート作品よりDCコミックヒーローのクロスオーバーを展開。
それがジャスティスリーグ
スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンを中心としたDCコミックの名門ヒーローチーム。*1
今作品はそれに向けた前日潭というべき映画です。
MSUに対する映画群の名称は最近やっと決まったのだとか。
バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生とは
ダークナイトトリロジー以来のシリーズ再起
ぼく自身は過去のDCコミックヒーロー映画はほとんど覚えてないんです。
特にスーパーマンやバットマンは記憶に薄い...父親と観てた覚えがあるんだけどな。
クリストファー・ノーランが監督したダークでリアルなバットマン、バットマン・ビギンズから連なるダークナイトトリロジー。
ぼくが本格的にヒーロー映画を見始める原点となった作品ですね。
つい最近なんですよ、この手の映画見始めたのは。
同監督が製作総指揮に関わり、ノーラン作品でおなじみのハンス・ジマーが音楽で関わるとなると観ないわけにはいかない。
インセプションもインターステラーも大好きなんですよ、ぼくは。
概要
本作ではマン・オブ・スティールから18ヶ月後のお話。
冒頭は大富豪ブルース・ウェインがなぜバットマンになったのか、誕生背景と彼の正義について回想を含めて語られます。
スーパーマンに敵意を向ける理由も前作のあの場にブルースもいたことが分かります。
一方スーパーマン/クラーク・ケント/カル・エルも救世主と崇められる一方強大すぎる力に恐怖、救われたとはいえ理不尽に家族を殺された遺族から嫌悪の目で見られることに悩まされています。
人類との共存を願った実父の想いと皆が望むヒーローを願った養父の想いを受け継いだはずが、スーパーマンとして目の前の危機に人々の救う行動に疑問を抱くようになっていきます。
バットマンの犯罪者に対する過ぎた行動にも疑問を向けます。
そしてスーパーマンに疑問を持つ人々の代表フィンチ議員と若手実業家レックス・ルーサーの邂逅。彼の暗躍によりバットマンとスーパーマンの対立がどう影響するかが気になる本作です。
本作の見どころ
今作の見どころはレックス・ルーサーの狂気っぷり
バットマンの宿敵ジョーカーに通じる狂った哲学で
「また変態作ってくれてありがとう」
ぼくは変態的な悪役とかとか大好きなのです。
そして当然な見どころはなんと言っても世紀の対決。
地球人として鍛え抜かれた肉体と科学技術を持って対抗するバットマン
クリプトン星の超人的肉体、目ビームとかとか色々すごいスーパーマン
どう考えてもスペック差がある二人がどんな戦いを見せるのか。
どこまで予告編がい...おい何をするやめr(ry
バットマンがメインの本作...だと思う
ブルースはこの作品では既に老体。
どうやらゴッサムを守り続けて20年という歳月が経っている...らしい
宿敵ジョーカーとの決着も決している時系列でどこか疲れ果てたような、落ち着いたキャラクターになっています。
そこから彼が再起をはかる作品とも言えます。
それが本作のタイトルを意味している、ところですね。
でも、やっぱりスーパーマンのお話なのかなー
製作の意図としてはバットマンだと思うんですが...。
ちなみにジョーカーなどのヴィランは同映画群である
「スーサイド・スクワッド」
減刑を得る為に警察に協力するヴィラン連合の活躍が語れます。
こちらは2016年9月10日より公開(アメリカは8月5日)
少し疑問も残るけど...
感想ですが全体的には良かったです。
バットマンの行動の意味が分からないところがあったのでもう一度見直したいところ。
物語の筋道は各々のヒーローの背景、各人の暗躍などを丁寧に見せてくれて、世紀の対決の土台作りをしていきそこからの展開を魅せてくれました。
全体的にシリアス調なのはダークナイトを引きずっている気がしますね。
スーパーマンは記憶に薄いぼくでも明るい雰囲気であったイメージがあったので彼にそれを押し付ける感はあります。
あくまでバットマンが主人公だと思ったのでシリアス調は否めないですね。
バットマン好きな人にはオススメですね。
しかし曲の演出はいいですよ、ホント。
マン・オブ・スティールを観なくても分かるのか
これが一番気になるんじゃないのかな。
クラーク・ケントの詳細な背景は前作で語られる分、弱い印象です。
説明不足に登場する人物もいるので理解が追いつかないと分からない。
ただ今作品から観るとスーパーマンの悪役感が際立つ構成になってます。
そういう鑑賞の仕方もありですね。
ちなみにアメコミ映画ほぼ初めてで、前作も観ていない連れの見解ですが
「なんとなく分かりました。」
と言われたので参考までに。
連れ悪くないけど全然参考にならない話で申し訳ない。
まぁブルース・ウェインの方も背景は分かっても一番の見せ場であるジョーカーが捕まったあとなので行動指針がより過激に見えるかもしれません。
それに関わってる人物も説明不足だよね。
説明されていないところを想像するのは楽しいですけどね。
今後目が離せないDCエクステンディットユニバース
とにかく今後のDCコミックヒーローの活躍に目が離せません。
本作品登場人物を語る上でまだ話していないヒーローたちが登場しています。
彼らがどう関わってくるのかそこも注目、というか今後の活躍に期待です。
マーベルと違い、作風が一つに偏ってるイメージがあるの事実。
マーベルは作品毎にシリアスだったりコミカルだったり製作陣の好みと作品らしさが際立つ映画群です。
DCサイドは前作からシリアス調が強め。
個人的にはシリアス大好きですが、皆が認める作品群となるため頑張って欲しい。
2作目で一気に絡めてハードル高いのによく出来た、という感想と共に
もっと各ヒーローにクローズアップした作品を展開したあとでこれでも良かったのでは?と思える本作でした。
ところでダークナイトトリロジーの続編出しませんか?