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1年に1回年末の楽しみ。
それがスターウォーズ!
相変わらずレビューが遅い!


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2015年12月に公開された新たな正史。
というと色々語弊が飛び交ってきそうですが、
旧三部作、新三部作に続く新たな三部作の産声が聞けたフォースの覚醒
新たな主人公レイに中心人物であるストーム・トルーパーのフィン、反乱軍のパイロットのポー・ダメロン、彼が連れるBB-8
反乱軍のリーダー、レイア・オーガナハン・ソロチューバッカR2D2C3PO
新たな闇の勢力、スノーク率いるファースト・オーダー、ダースベイダーの意思を継ぐとされるカイロ・レン
そして伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー
と、EP4-6が古いので懐かしいメンバーと加えて驚きの連続。
新たな三部作に素晴らしいスタートでした。


そのときのレビューをどうぞ!
と思ったらフォースの覚醒当時はまだレビュー書いてませんでした。


 


監督はライアン・ジョンソン
この人の作品1本も観てないや。
BRICK ブリックやブラザーズ・ブルーム、LOOPER/ルーパーを監督。
ぼくの周りでも注目のブレイキング・バッドを何話か監督しているようですね。


レイデイジー・リドリー
覚醒したフォースによってお前誰の血統だよ?と憶測が飛び交う彼女。
ルークの娘説や、実はカイロ・レンたちと一緒にフォースを学んでいたんじゃないか、とか色んな想像が飛び交いますが果たして幼少時に置いて行かれたシーンを回収するものはあるのか気になるところ。
この人ガチのスターウォーズファンだったんだな。


フィンジョン・ボイエガ
元々ファーストオーダーの兵士であるトルーパーだった彼。
ジョン・ボイエガといえば、最近ザ・サークルにも出演していました。


ポー・ダメロンオスカー・アイザック
前回は終盤大活躍だった彼、今作は最初から絶好調ぽいので期待


マズ・カナタルピタ・ニョンゴ
レイにライトセーバーを預けて導いた人物。
果たして今回の活躍は...


カイロ・レンアダム・ドライバー
ダースベイダーに憧れる若きダークサイド。
レイの覚醒に既に噛ませっぽいポジションになっているので大丈夫か。
しかしアダム・ドライバー自身は情けなくなっていく彼を見事に演じている。


ルーク・スカイウォーカーマーク・ハミル
前回当初はあまり語れなかった人物ですが、ようやく登場。
ダースベイダー、シスを倒し伝説となったジェダイ。
キャストは変わらずマーク・ハミルですが随分ごつくなったね。


レイア・オーガナキャリー・フィッシャー
まずは改めてキャリー・フィッシャーにご冥福をお祈りいたします。
惑星オルデランの女王にしてファーストオーダーに対抗するレジスタンスのリーダー。
そしてルークの双子の妹。


最高指導者スノークアンディ・サーキス
ファーストオーダーの指導者にしてカイロ・レンをダークサイドに誘惑した人物。
多分前回は顔出てなかったよね。
アンディ・サーキスはリブート版猿の惑星でシーザーを演じています。



ハックス将軍ドーナル・グリーソン
カイロ・レンに嫉妬する噛ませ犬。


BB-8はキャストなし
ダメロンの相棒。
勇敢だけど臆病、そして頑張り屋なその姿にR2とは異なる人気を誇るドロイド。


C-3POアンソニー・ダニエルズ
プロトコルドロイド、所謂通訳。
前回はR2の出番が少ないので電子音で発するドロイドたちの通訳としての活躍が少ない。


R2-D2ジミー・ヴィー
前回はほとんど出番がないにも関わらずインパクトを残したアイドル。
今回はルークとの絡みを期待したい。


チューバッカヨーナス・スオタモ
このあたりになるとポッと出な気もする。


キャプテン・ファズマグェンドリン・クリスティー
前回はカッコいい姿をしながらも残念な活躍だったので登場するなら期待したい活躍。


多い!ちょっと分かる範囲で抑える。
登場人物いるいないでネタバレ云々ありそうなので...。


 


予告でも語られる「ジェダイは滅びる」というフレーズ。
ビジュアルであがっていたダークサイドの衣装を包むレイたち。
色々想像の膨らむ状況に早く行きたいぼく。


今回は広島でやっと新設されたIMAXシアターでの鑑賞。
プレでインターステラーにダンケルク、シン・ゴジラをやってて
前者2本はIMAXで観てみたかったな、と思いつつ都合が合わず断念。


 


いやはや....楽しみだ!


 


 


 


 


 


 


 


 


予想外というほど驚かなかったけど祭に違いない!


やっぱりお祭りだなと思える程、
ワクワクして観れる作品ですよね。
また目的を達成させる為にすることが明確なのは変わらず。
デススターの弱点みたいにね。
そして中心人物である覚醒したレイ、フィン、ダメロン


オープニングから反乱軍とファーストオーダーの宙間戦闘
音楽も相まって盛り上がりにワクワクする序盤。


前作では序盤での思えば無謀な作戦で活躍したダメロンが今回も無謀な作戦に大活躍、これもBB-8とのコンビネーションがなせる技。
BBが可愛くて仕方がない。頑張り屋なのがにじみ出てる!
まぁ、ある犠牲を前に成功した展開にはこの時点で前に出す程なのか、と言った印象でしたが、大いにワクワクさせてくれる展開と情報量の多さに終始お腹を満たされた気持ちでした。


ちなみに今回観たのはIMAX版
初めてだったので音響もさることながら、正面にあったのでほぼスクリーンしか見えなかったですね。マジで映画の世界でした。
シアター自体はこれより大きなシアターはありますが


やっぱり迫力が違う。


扇形の座席配置だったので端からでも目の前にスクリーンがあるように配慮された形なんだと思います。通常の映画は4Dよりこっちですね、マジでインターステラーこれで観たかった、ダンケルクも。


グローバルに人種を活躍させる移行


ローグ・ワンでもアジア系俳優の活躍が目立ちました。 



ジェダイではないがフォースを信じる男を演じるドニー・イェンは盲目ながら棒術でカッコいいアクションを見せてくれました。
この時からファンの中ではコレじゃないがあったと思います。
個人的にカッコ良かったので文句ありません。


今回最後のジェダイにおいても主要人物にアジア系
今回ばかりはなんだか違和感。
ジョン・ボイエガですら最初はちょっと気になっていたばかりに思うところがあるようなないような...。フィンはファーストオーダーのトルーパーながら自我を得て熱い男として活躍しているので不満はないのですが...。
彼の成長の為に使われた感もあって彼女は気になるところです。 


全体的に気になるのはやっぱり脚本か


情報量とテンポは基本的に文句ない。
情報量の文句というか多くて楽しめたというのは正直なところです。
でも脚本と演出(?)が気になる
どうも劇中ののちの展開の為に無理矢理伏線張った感が否めないのです。
冒頭に登場したローズの姉、ペイジの決死の奮戦
後半の逃亡劇をアシストするホルド中将
そもそもダメロンやフィン、ローズの作戦が分かっていればこんな展開にならなかったのにも関わらずこの展開。反乱軍という組織の弱さを見せる為なのかな、と。ダメロンが中佐な時点で繰り上がり昇格とか無謀な作戦が偶然にも成功を繰り返した背景でもあるのかな、といった想像を隠せませんが、そういう弱さと失敗による仲間達の成長を促す為の流れなんでしょう。
フィンの特攻なんてちょっと前に無謀な作戦を立てるダメロンを見ているようで、なんだこの失敗を機に成長させる流れ。この言葉でいうと普通にありがちだけど、成長前のダメダメな部分が同じ流れなので焼き増し感があるのよね。


といいつつ最後に登場するジェダイやルークに憧れる奴隷たちの中でフォーカスされた少年での引きはワクワクするじゃない。
ファントム・メナスの幼少時のアナキンを見ているようでワクワクする。


レイとカイロ・レンはどこにいくのか


今回次世代のフォースを担いし戦士達の可能性が示唆されました。
今までスカイウォーカーの家系という家族とその他の家族を象徴する作品がスターウォーズでしたが、スカイウォーカーの血筋でありながらその家族を捨てたカイロ・レン家族を持たずルーツも曖昧なレイという二人のフォースの可能性。
それに恐怖し、そして気付かされたルーク。
家族の形は様々なのでハン・ソロルーク父親をみたレイという捉え方をすれば新たな家族の物語、新たな世代の物語という時代の流れを反映したものなのでしょう。


とはいえ、カイロ・レンにはもっと強大な敵っぽくなって欲しいな。
スノークがあのような状況になった今、次がどうなるのか気になって仕方ない。
あの少年も気になって仕方ない。
ルークのカイロ・レンに向けたセリフが次回どう効くのかも気になって仕方がない。
次回はまたJJエイブラムスなので期待したい!


ところで
「嫌な予感がする」
この常套句ありました?
これがないことこそ"嫌な予感がする"


 


とにかくお祭り感と情報量の多さで満足しましたって話ですが
それでも気になるところがなかったわけではない
個人的にはカイロ・レンの魅力が出てくればいいなぁ。
アダム・ドライバーに文句はないです。


 


満足度:★★★★☆(6/10)


EP9に期待です。