カミキユキ(@KamikiYuki)です。
先日ですねマーベル展行ってきましたよ!
なかなかどうして楽しめる展示なのでせひ行ってみてください。
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ピーター(クリス・プラット)は“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”のまとめ役として、刑務所で出会ったくせ者たちを率いている。宇宙一荒っぽいアライグマのロケットは、ブツブツ文句を言いながらも小さな相棒ベビー・グルートと共に銀河の平和を守るために奮闘。緑色の肌を持つ美しい暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)らと共に行動し……。
- シネマトゥデイ -
マーベル映画観るようになって新作の度に心躍る性分になってきました。
とはいえこの作品はまた別物ですね。
宇宙をまたにかけたアウトローなヒーロー。
刑務所のメンバーで結成されたチームと聞くと最近アメコミ映画見始めたんですよ、という人にはスーサイドスクワッドにか思い付かないわけですが。
1作目ではなんだかんだ目的を一つとした犯罪者たちが
この宇宙規模のすごい力を持つインフィニティストーンの一つオーブを巡り、
クリー人のロナンに立ち向かうストーリー。
宇宙規模の壮大な物語のはずが、スター・ロードことピーター・クイル率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはどこか抜けていておかしく笑わせてくれるマーベルおなじみのヒーローがふざけてヴィランが比較的真面目というスタンス。
最終的にピーターは地球人と古代の謎の種族とのハーフという事実と挿し木で復活した(正確には別物らしい)グルートと共に旅立って終わります。
ちなみにクリー人に関わるストーリーはドラマ作品、
エージェント・オブ・シールドで描かれる上に、クリー人の技術によって力を得た地球人インヒューマンが登場するのもこの作品です。
監督は前作同様、ジェームズ・ガン。
前作驚きの反響で大きく活躍した結果となりました。
今作も期待です。
スター・ロード/ピーター・クイルにクリス・プラット。
ガーディアンズのリーダーで未知の種族と地球人のハーフ。
1988年に母親の死の直後、ヨンドゥ率いるラヴェジャーズに拉致されそれ以来父親代わりとして育てられた。
ガモーラにゾーイ・サルダナ。
サノスの養子で暗殺者だったが、一転ガーディアンズのメンバーに。
ドラックスにデビット・バウティスタ。
ロナンに家族を殺され復讐の為に行動していた。
思ったことをすぐ口にしてしまう、悪気はない。
グルートの声にヴィン・ディーゼル。
木のヒューマノイド。前作では巨人のような体だったが色々あって差し木が成長した姿で登場。声も可愛らしくなっているのですが声を当てる方は続投。
「アイアムグルート」としか言わないにも関わらず表情は様々。
完全にこっちがマスコット化してしまったなぁ
ロケットの声にブラッドリー・クーパー。
あらゆる武器や戦闘術が出来るように遺伝子改造されたアライグマ。
グルートと共に賞金稼ぎをしていたが他のメンバー同様刑務所に収監されたあとは行動を共にしてガーディアンズとなった。
ヨンドゥにマイケル・ルーカー。
ラヴェジャーズのリーダー、青い肌の盗賊。
ピーターを拉致して父親に届けるはずが届けずに育てた。
矢のようなものを自在に操る武器を持つ。
ネビュラにカレン・ギラン。
前作ではカナンの下についてガーディアンズと敵対。
ガモーラの義妹で同じくサノスの養子。
全身が機械に改造されていてそれを行ったサノスと原因を作ったガモーラを憎んでいる。
こっから新キャラですかね。
エゴにカート・ラッセル。
ピーターの父親で原作ではヴィランみたいですね。
彼自身が星だとかスケールでかい設定になってる。
マンティスにポム・クレメンティエフ。
名前の通りカマキリを彷彿する顔ですね、触手あたりも。
彼女はエゴに従者のようです。
スタカーにシルベスター・スタローン。
まさか彼がマーベルに出てくるとは思わなんだ。
ヨンドゥと関係ありそうですがなんとなくしか分からない。
本作で期待するところは
ピーターの父親代わりであるヨンドゥが半敵対していたのがなんとなくガーディアンズに入ってるっぽいこと、ガモーラの妹ネビュラも入ってるっぽい。あとマンティス。
そして古代の謎の種族と言われたピーターの父親の登場ですね。
インフィニティ・ウォーには登場予定らしいので他マーベル作品との絡みも期待したい。そういう意味ではいつも通りエンドクレジット映像とかスタン・リーがどこかでカメオ出演してないかとか(前作には登場していないと記憶)
しかしなんでリミックスなんて邦題つけちゃったんだろ。
これ、vol.3も絶対あるよね...ならvol.2で良かったんじゃ...。
まぁ...とにかく感想にいきましょう。
今回もノリにのった作品来ました。
最初から素晴らしいよ、これ。
前作同様過去からの話ですけど、ピーターが生まれる以前の父親と母親が出会うシーンからですね、ここから現在に戻りガーディアンズのタコみたいなクリーチャーとの戦いが始まります。
ここの何が良いかって曲に合わせて戦闘が始まって、OPが始まる流れ!しかも戦闘ではなく曲を流し始めたベビーグルートのダンスに一貫している点。
なんだよ、グルートかわいすぎじゃねーかっ!
前作もだったのかどうやら撮影は実際にそのシーンで流れる曲を聞きながら演じているそうですね。演技やアクションもそれに合わせて動いているらしいです。面白いですねー。
ガーディアンズは悪事から足を洗って本当に善行を積んでるんだ...と思った矢先にロケットが粗相をするし、やっぱり喧嘩するし。
変化があったのは前回自分勝手に振る舞っていたガモーラがみんなの保護者のようになってること、ロケットも相棒のようだったグルートが小さくなったので保護者的立場をたまにとるのが変化ですかね。
そして注目なのが本作登場するピーターの父親、エゴ。
え、登場早過ぎない?あっさり宇宙船全機破壊するし。
とんでもない、父親出て来たもんだなー。
従者のマンティスも特徴的でエンパシーといって感情を読み取ったり操作出来るようです。ドラックスに近しい印象ですね、なんか純粋っていうか。
一方ヨンドゥは前回でピーターを逃がしたことで
部下達からはリーダーも日和ったと陰口を叩き始めます。
スタカーの登場でヨンドゥがより情けなく見えてくる始末。
スタカーはどうやらヨンドゥと同じラヴェジャーズ?なのかヨンドゥは掟を破ってスタカーに追放されたとかなんとか。
とりあえず関係性は分かってきましたね。
全体的にストーリーとしてのしっかり描かれながら
終始笑わせてくれました、マーベルの中では本当に異質な作品ですね。
本作は家族の物語
前回はインフィニティストーンであるオーブを巡ってガーディアンズの結成と宇宙を救う物語に一貫していてせいぜいピーターとその母親に関わる話が展開されました。
ラストでは母親が残したカセットテープをEDから更に本作でも再生されています。
今回はピーターと父親エゴの関係はもちろん、ガモーラとネビュラの姉妹、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーという家族、ピーターと言えば育ての親であるヨンドゥとの関係も含まれてきますね。
そんな家族のあり方などを問われる内容に感じましたね。
ピーターに関しては自身がスター・ロードと名乗るくらいすごい人間なんだって願望があるくらいなので父親がすごい人物であることを受け入れ始めると元々あった大きな穴が埋まったみたいに親密になってきますね。地球の楽曲を語れる仲というのもあるのでしょう。母親の話もあってどんどん信じて行く感じ。
ガモーラはネビュラとの確執がかなり複雑。
ガモーラ自身は今まで殺しが生業だったので償いという気持ちが強く、ガーディアンズでもみんなのお姉さん的立場であまり他のことは考えていない。
むしろネビュラが自分と関わりのある家族に対して整理をつけようとしている感じですね、ほぼ殺意だけどね。
そしてアライグマのロケットですが
彼はベビーグルートの保護者という立場に変わっていてグルートの心配はするけど他のガーディアンズには何かと当たり散らす。ピーターとはどうみても兄弟喧嘩のようにも見えなくもない。血のつながりのない家族の視点で見ることの出来るキャラクター。
ヨンドゥは今はあまり語れないかな。
でも、彼に関わる家族を体現したシーンが一番ジーンと来るね。
そういう意味では重要なキャラクターです。
この作品を真面目にやらなかったワケ。
この映画、正直ふざけすぎなんですよね。
ドラックスはバカなので敵に特攻するわ、ピーターとロケットは宇宙船の操縦を取り合うわ、そもそも戦闘中に曲流そうとする自体実際に起こったらふざけてるわけで。
でも、この作品真面目にやろうとすると浮き彫りになるのです。
みんなチートレベルに強いやつらばかりだってことに。
まずロケットは武器の取り扱いや戦闘技術は一人で無双するし、グルートも小柄ながらよく分からない強さだし、ガモーラは暗殺者なので一人での戦闘技術はそもそもずば抜けてるわけで、ドラックスもなんだかんだ強いし、ピーターは盗賊なので強さのベクトルが違うけど、父親の血があるわけで。
ヨンドゥは作品を観てもらえば分かりますが、あの矢みたいなの...フィンと呼ばれてますが、あれで無双するのでいやーもう強い強い。彼が最後にああなるのは仕方ないのか...。
こんなんなので真面目すぎると面白みがなくなりそう。
いいんですよ、曲がかかってきてこうスローでカッコ良く登場するシーンなんか決めてるねー!と思っちゃうし、これは次は吹替で観るね、ぜったい。
さて、今後の展開にも期待したい。
まぁネタバレもないですが、本作はまだ続編あります。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは帰ってくる」
予想以上に早い告知でした。
今回スタカー役のシルベスター・スタローンの登場が数分だったので次回の登場に期待ですね、つーかこいつらマーフィーの法則でもあるのかってくらい起こるべくして起こる因果関係だなー。
そしてこの作品は他のMCUの作品では珍しくあまり他作品とのリンクを見せないんです。前作もせいぜいコレクターの登場くらいなんですよね。
今回はあるとしたら地球の映像が少し出ていたので、あのあたりが今後の作品に関連づけられるのか、またはマーベルドラマあたりで語られるのか。
これは蛇足ですがカメオ出演、今回はスタン・リーが出て来た!
とうとうこの人がとんでもないポジションというか、この人配役名はスタン・リーなんじゃないかと思えて来た、だってシビル・ウォーの話し出すんだもの。
今回が今までで一番長い登場時間なんじゃないでしょうか。
注目してください。
では全体的楽しめました。
長い割に、あ...もう終わりなの?
と感じなくもなかった、中盤冗長だったのかな。
気持ち的にもう一波乱あるんじゃないの?と思わなくもなかった。
あとたまにここまで狙って笑わせなくていいよ、と思ったりもした、マンティスのアレとか。
いやでも最高だった、うん観てね。
満足度:★★★★★★★☆☆☆(7/10)