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遅ればせながら登場、俺ちゃんです。
今回もハチャメチャ第4の壁などなんのその!


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のんきに過ごすデッドプール(ライアン・レイノルズ)の前に、未来から来た“マシーン人間”のケーブル(ジョシュ・ブローリン)が現れる。大好きなヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)のためにまっとうな人間になると決めたデッドプールは、ケーブルが狙う不思議な力を持つ少年を守ろうと、特殊な能力があるメンバーだけのスペシャルチーム「Xフォース」を作る。


- シネマトゥデイ -



20世紀FOXのマーベル界からやってきた無責任ヒーロー
それがデッドプール
X-MENは全部把握しているわけじゃないけれど
とりあえず初期三部作の世界ではウルヴァリンX-MEN ZEROで退場しました。
こっちは一応ちゃっかりヒーローになったんです。


前作ではガン治療の為にウルヴァリンと同じ不老不死の能力を得た彼。
そんな肉体にした組織に復習復讐すべく
邪魔する者は亡き者してでも進むヒーローにあるまじきヒーロー。
愛するヴァネッサに再会する為にも戦うお下品ヒーロー。


R15+だから15歳にならないと観れないから注意するんだぞ!


 流血シーンだけでなく、ムフフなラブシーンも基準の対象だからな、
ビデオで見るなら...
年上の人に買ってもらうなり借りて来てもらおう!
お兄さんと約束だ!


 


 


監督はデヴィット・リーチ
俳優業でザ・キング・オブ・ファイターズテリー・ボガードを演じたり、ドラマ版のパワーレンジャーに出演
監督業ではジョン・ウィックで共同監督


デッドプール/ウェイド・ウィルソンにライアン・レイノルズ
自分で脚本を担当し演出した。
前作は大ヒット。
グリーンランタングリーンランタンライフローリー・アダムスクリミナル 2人の記憶を持つ男ビル・ホープを演じる。
また、名探偵ピカチュウピカチュウの声を務める。
ヒーローと呼んでいいのかわからないほど無責任。
ウルヴァリンと同様に不死身に近い治癒能力を持ち、特殊部隊で培った戦闘能力トラブルメーカーシューターじみたことをしている。


ヴァネッサモリーナ・バッカリン
相変わらず美人ですね、この人。
ぼくの記憶にあるのはバットマン前日譚ドラマのゴッサムにて若かりしゴードンの恋人?愛人?のトンプキンスを演じている。
元娼婦のウェイドの恋人。
全身焼けただれた姿のウェイドを受け入れ愛している。
本作では本当のヒーローになれるよう促していく。


ケーブルジョシュ・ブローリン
MCUはサノスを演じている。また、ヘイル・シーザーエディ・マニックス、ボーダーラインマット・グレイヴァーを演じる。
ラッセル
を殺すために未来から来た。
それをきっかけにデッドプールと衝突する。 


 


ドミノザジー・ビーツ
デッドプールのXフォースの為のヒーロー採用で加入した。
運を操る能力を持ち、あらゆる事象が自身に好転する。


ラッセル・コリンズ/ファイヤーフィストジュリアン・デニソン
ミュータント養成施設に住むミュータントの少年。
炎を放つことのできる能力を持ち、未来からきたケーブルに命を狙われている。


コロッサスステファン・カピチッチ
X-MENのメンバーで恵まれし子らの学園に住んでいる。
ウェイドからは優等生キャラ、学級委員長キャラと揶揄され嫌悪されている。
鋼鉄の体と驚異的な怪力を持つ。


ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドブリアナ・ヒルデブランド
X-MENのメンバーでコロッサスとバディを組んでいた女性ミュータント。
原子の力を放出させて攻撃に転じる。


ユキオ忽那汐里
KINGS GLAIVE FINAL FANTASY XVではゲーム本編ヒロインのルナフレーナを映画キャストとして声の出演*1をしている。女が眠る時では美樹を演じている。 
本作で初登場し、ネガソニックの新たなバディとして登場。
帯電能力を持ち、鎖に電気を流して攻撃する。


 


 


 


 


 


 


 


 


登場人物紹介はこの辺で。
では感想いきます。


 


 


 


 


 


 


演出は最高だが壁が厚かった


今回ももちろん演出もギリギリアウトな発言で最高だが
第4の壁は厚かったか、あまり話しかけてきてくれなかった。
そんな気がする。


冒頭からローガンにケンカを売りながら
俺も死んでみることにした...
とか言われてもこっちに話すというよりモノローグっぽいし


カメラ目線だがせいぜい
ミュージックスタートッ!
...うん。


しかし、今回
ローガン*2MCU*3、そしてDCEU*4ケンカを売る!
20世紀FOXが買収され、権利はディズニーに移...る予定のはず*5
しかしDCユニバースは暗いという認識はデッドプールすら思ってるんだな...。ローガン=ウルヴァリンはなんだかんだリスペクトしてるような気がする...ローガンを殺したスタジオとかなんとか書いてたけど。
ケーブルジョシュ・ブローリン...てサノスじゃん、だからネタになってたのか!(既にネタ内容は忘れている。)



なお今回ヴァネッサとのお色気シーンはかなりマイルドになっており
R15+要素はほぼグロに集約されている。


新キャラ多数!退場者多数!


本作こっちの世界でもXフォースは結成された!
デッドプールケーブルからラッセルを救うべくヒーローチームを結成。予算が少ないこの作品にとんでもない人数でキャストが強化された!
オチはミュータントでもないピーターを雇用するという予告編だったが本編ではXフォースのメンバーがどんな活躍をするか、どんな贅沢な扱いをしているか注目してほしい。特にバニッシャーは注目、透明人間でキャスティングされていないものと思うほどだが実在する...それはブラ...おっと誰か来たようだ。


Xフォースではないが、予算の都合上省コストで登場するX-MENのメンバー。前作ではコロッサスネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドあいかわらず名前が長いわの二人以外にユキオという日系ミュータントが登場。忽那汐里とは驚きだ。というかキャスト見ずに観てたらすごく見覚えがあったのですごく気になった。
ウェイドも「ユ↑キ↑オ↑」とトーン高いんだけど!
この呼ぶ声聞くだけの為に字幕で観てくれと言わんばかりだ。
ユキオという名前だがれっきとした女性だ、コスプレ感バリバリだ。
ネガソニックとは同性の恋人同士らしいけどネガソニック演じるブリアナの同性愛者から持って来てるわけじゃないよね?
なお、他のX-MENメンバーも出るとか出ないとか。


そして今回注目したいのは予告でも登場したラッセルを狙うケーブル
彼はどうみてもターミn(ry
未来からきた彼の武器はマジでカッコいい、未来すぎて恐ろしい
加えて隻眼が赤く光る、なんてターミn(ry
そしてXフォースメンバーのドミノ
彼女は運を操作するミュータント、操作というか良い運に転ぶ。
「ヒーローなめんな!」とウェイドは言うが、
「運をなめんな!」とばかりの事象しか起きない。
更には運と戦闘能力でケーブルに引けをとらない。
そんなアクションにも注目だ。


ファミリー映画だって言ってるだろ?


デッドプールも数々の予告でファミリー映画と言っている。
それは観ての通りだが、ウェイド・ウィルソン築きたい家族というのがまずある。彼はヴァネッサとの愛を取り戻し順風満帆だった。二人して新たな家族を楽しみにしていた、というが冒頭である。
次にXフォースという家族だ。
これはこの名前で定義すると少し違うが、実の子供でもないラッセルを救おうと奔走するデッドプール他は一つの疑似家族。ミュータントとそれに関わる者で構成された一つの家族だ、このあたりはラストで十分に味わうことになると自負している。


最後に先も言ったミュータントがファミリーたる表現だ。
X-MENシリーズはMCUと異なり、ミュータントという特殊能力者を異端視する傾向が強い側面がある。ミュータントとして発現した者は家族内でバケモノ扱いされ、世間には危険視され、犯罪に染めるとアイスボックスと呼ばれる専用の収容所に入れられる。
犯罪に手を染めずとも管理される世界。その中で恵まれし子らの学園のX-MENマグニートー率いるミュータント集団の対立が描かれたのが本編である。
本作においてもミュータント児童養護施設内で起こっている虐待など描かれており、特殊能力を除けば現実に起こり得る状況で親から離れた子供たちが一つの家族形態を築いているだけにテーマとして埋め込まれていると感じた。
ヒーローものの中ではかなり明暗を分けた設定なだけに本作は血のつながりを超えた家族の形を改めて投げかけた作品であると言える。


最後に気になるところ


えっとまずスタン・リー今回いなかったよね?


それと今回終盤でデッドプールは第四の壁を超えるよりとんでもないことをしていて、X-MENシリーズ時間軸にかなり干渉している。過去のX-MENシリーズを観ているファンにはクスッとくる内容ではあるが、時間の壁どころか次元の壁を超えてはいないだろうか...。
しかし、どれだけグリーンランタンネタをひっぱるのだろう。


 


満足度:★★★★★★☆(8/10)


概ね素晴らしいけど第4の壁要素少なかったので


 


 




*1:ゲーム本編のルナフレーナの声は北川里奈


*2:20世紀FOXのウルヴァリン三部作完結編


*3:マーベル・シネマティック・ユニバース


*4:DCエクステンデッドユニバース


*5:2018年6月現在雲行きが怪しい話を聞いています