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カミキユキ(@KamikiYuki)です。
ここ最近観てる映画がやたらノンフィクションというか
実話をベースに作られている作品が多いのでぼくはそんなのが好きなんだろうか、と思い振り返ってみました。
レビューで書いたタイトルはそこそこでしたが一度まとめてみます。


 


 


4タイトルもあれば1記事に十分な内容ですね。


ブラック・スキャンダル


あるマフィアを捕まえる為にギャング×政治家×FBIが組むというアメリカ史上最悪な汚職事件を元に製作された作品。
ジョニー・デップが狂気まとうギャングを演じ、ベネディクト・カンバーバッチがその弟であり政治家を演じる。FBI捜査官で彼らの幼なじみはジョエル・エドガートン。


エンタメ要素は少ないが、ジョニー・デップの渋く静かに狂気をまとうその表情は恐ろしい。チョコレート工場をやってたり、海賊やったり、美術商を営んでいたりそんなイメージからは想像出来ない不気味な雰囲気を漂わせていました。 


いつか良いタイミングで海賊の話をレビュー書きたいな。


 


イミテーションゲーム/エニグマと数学者たちの秘密


ベネディクト・カンバーバッチが主演を務める。
アラン・チューリングら数学者たちがドイツの「エニグマ」という暗号機の解読という任務を遂行していく作品。アランはマンパワーで解読を進めるのは遅いと判断し、対抗出来る装置の開発に取り組みます。
コンピュータの概念が生まれた作品。


マネー・ショート


リーマン・ショックを予期したトレーダーたちが一儲けする話。
クリスチャン・ベールが化け過ぎ。ブラッド・ピットおいしすぎ。
そんなキャスティングでお届けしています。


映画の内容は金融関係のお話なので、それに詳しい人なら十分に楽しめる。
一応説明してくれるので理解が追いついていける人は楽しめる。
でも、ブラッド・ピットが演じた元銀行員の言葉が刺さります。
決してハッピーエンドとは言えない煮え切らない感じです。


実はモデルになっている人物が登場しています。


ハイネケン誘拐の代償



ビール製造会社の経営者ハイネケンが誘拐した犯罪素人の幼なじみたち
彼らはハイネケン誘拐で世論の動きに疑心暗鬼に。
身代金を入手し逃亡の果てにどうなったのか。
監禁中のハイネケンに言われた言葉が現実になっていく様は自分の人生を見直したくなる辛さ。


しかしリーダーのコルのその後がすごいわ。
それに関しては実際に本編を観てくださいな!


 


実話ベースには二種類ある。


実話を元に製作された作品は総じてエンタメ要素が薄いです。
中には史実にない脚色を施して映画として盛り上がる作品にしたものもあります。
うーん、観たタイトルが大体煮え切らないタイトルが多かっただけなのか。


重々しく辛い結末が待っているんだぜ。


「実話ベースには二種類ある。
一つは史実通りで盛り上がりに欠ける。
もう一つは史実にない脚色を足して盛り上げる。
両方はあり得ない。」